家を買う前に知っておきたかった。住宅展示場から全力で撤退した話

お金
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・現在と未来

現在僕は2LDKの賃貸マンションに住んでいる。妻と子ども合わせて4人暮らしだ

駅やスーパー、薬局から近いこともあり快適です。

住民や自治会の付き合いもないので隣人関係で悩んだことはない。

だけど子どもが小学校に上がるまでに家をどうするのか。

子供達が成長したら、今のマンションだと狭くて生活する上でストレスになる。

とりあえずでも結論は出さないといけない・・・

両親だったり世間だったり、常識が遠回しに僕にあるメッセージを訴えてくる。

自然と家を買え=新築を建てると考えるようになりました。

・大人の夢のテーマパーク 住宅展示場

1人目が生まれて生活リズムが落ち着いた段階で住宅展示場に足を運び、

妻の知人紹介でT社の営業マンと商談。

今思うとハウスメーカーの見せ方、契約までの運び方、次への商談までの繋げ方が本当に上手い。熟練した技術を感じたね。

高くて厳しいなと思っても、無理してローン組んででもなんとかなる・・・

家を建てたら友人の少ない自分でも家を建てたら友達や親戚呼んで楽しい生活。

子供達と庭で遊ぶ・・・なんて夢や妄想もしました。

でもあとで冷静に考えると新築で家を建てなくても叶うんだよね。

・恐怖と撤退

実際T社は仮契約(実際は申込契約)直前まで進みました。

義両親に言葉にできない不安があって相談したら、冷静になって各社の相見積もりを取れとストップをかけられた。

冷静になって考えたら4000万のローンは怖い。ここから状況次第で価格が上がる可能性があるだと?

もう怖くなって一目散に撤退したね。営業マンからすると獲物が捕まる直前だったんだ。

時々連絡がきたけど途中から全部無視した。

・金持ち父さんの出会い

そんな中ある本との出会いがこの怖さに答えをくれた

資産形成の世界においては有名な著

金持ち父さん 貧乏父さん』(Amazonリンク)にこう書かれていた。

「資産の定義はね。財布からお金を持ってくか、お金を運ぶかの違いだ」

「これがわからなかったら、地面に掘った穴が資産かどうかの判断すらできない」

「マイホームは自分の財布からお金をどんどん持っていく」

「気がつけばラットレースでみんな抜け出せないのさ」

そこから何故住宅ローンで多くの人がいるのか調べました。

・我が家の結論

家を建てると住宅ローンだけでなく火災保険や固定資産税。町内会費と大小様々なお金がかかる。

住宅系インフルエンサーがあまり触れない項目でも給湯器や土地によっては浄化槽の維持、庭の維持費などお金と時間がかかるんだ。

まさに金持ち父さんの負債の定義そのものだ。

勿論ローンが払い終わったら住居費がかからない言い分もわかる。

35年以上無事に返済して成功するのは少額でも宝くじを当てる感覚だ。

だから我が家は

負債ならそれ以上資産のあるお金持ちになってから注文住宅を買う

怖くなって撤退したし、色々調べたのになぜか?

それはマイホームが生活に豊かさを与えるのは事実

実はT社のあと2人目が生まれて期間があいたこともあり、ほとぼりが冷めたんだ。

住宅展示場のイベントついでに興味本位で木材で有名なS社を覗いた。

雰囲気も我が家の好みで内装の考え方が素晴らしい。ここでなら建てたい!と一致したんだ。

とりあえず生ビール感覚で見積もりを出してもらう。

でも最低限の初期仕様で4000万円。流石ハイブランドメーカー・・・

これが今僕たち家族が出した結論の理由になった。

中途半端に妥協して買うくらいなら、中古戸建や賃貸に住めばいい。

結論は出たが今後も様々な誘惑や葛藤があるのは間違いない。

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