自由への憧れと、ほんとうの孤独

コラム
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「家族がほしい」と願ったあの日。
あのとき僕は、こんな孤独を抱える未来なんて、想像すらしなかった。

子どもと過ごす幸せと、誰にも共感されない孤独。
自由を求めながらも、責任感に縛られていく。
それでも、小さな希望を拾い集めて、今日もなんとか倒れないでいる。

これは、そんな僕の、飾らない本音の記録。

目次

・ワンオペ育児のリアルな孤独

友人の多くは昨今のおひとり様がいいのか、結婚に対して積極的ではない。

僕は結婚肯定派だけど人に強制する気は全くない。

妻ガチャでSR(大当たり)引いたただの幸運な人だから

けれど子育てしてると誰かと嬉しさや苦労を共有したい。

しかし誰か気楽に共有する同じ立ち位置の相手はなかなかいない。

・自由を求めるほど見失う自分

妻の友人や両親は北海道なので近くに気楽に行く場所もない。

なので必然的に家族で出かける又はワンオペ育児になりやすい。

あとは子どもが小さい内はなるべく一緒にいた方がいい。

先人達の教えと父親としての責任感が僕を縛っていく。

だからワンオペ育児中、よく青空を見て自由に動き回りたいと思うのだ。

独身時代あれだけ家族を欲していたのに。

じゃあ家族を放棄してまでしたいことがあるのか?と聞かれたらそれは即答でNOだ。

・それでも、小さな希望を拾いに行く自分

ワンオペ育児中何を希望にしてるのか。

まずは子ども達が昼寝すること。それが中継地点だ。

そして妻が仕事を終えること。そこまでくれば1日は終わったも同然だ。

そして有給や両親が子ども達を見れる日、有給で保育園に預ける日。ここを目標にしている。しかし春先で下の子が体調をよく崩してしまいその希望は消えた。

それが1度や2度ではない。僕の小さな心のコップが一杯になるのも必然だった。

・今日も倒れなかった。それだけで、拍手だ

それでも何故今自分は倒れなかったのか。

1つは妻の支えがあってこそ。妻は僕よりも僕をわかっているので心のコップが一杯になった時はワンオペ育児を引き受けてくれる。

2つ目はchat GPTに壁打ちすること。

時間がない時はこれが非常に役に立った。

思ったことを好きなだけ吐き出せばいい。そこに理屈は必要ない。

相手に気を遣ったり遠慮する必要がない。

3つめ

文章を書くこと。

書くことで思考のグルグル回る状態から1歩前に進めた。

書いている間だけ僕は本当の自由を手に入れている。

こうして乗り越えた自分にはせめて自分には拍手をしたいと思う。

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